バルサが注視のシュクリニアル 代理人、移籍の噂を一蹴「誰も売却は考えていない」

すでにインテルで必要不可欠な選手となっているシュクリニアル photo/Getty Images

移籍話は時期尚早

インテルに所属するスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの代理人が、同選手の移籍の噂について言及した。

今夏の移籍市場でサンプドリアからインテルへ移籍したシュクリニアルは、新天地で見事開幕スタメンを飾ると、第14節を終えた時点で全試合にフル出場。強靭なフィジカルやデュエルの強さなどで守備に安定感をもたらし、開幕戦から無敗をキープしている好調なチームに欠かせない選手となっている。そのため、早くもいくつかのビッグクラブが興味を示しており、先日地元メディアがバルセロナへの移籍の可能性を報じていた。

こういった状況の中、スロバキア『SME Sport』のインタビューに応じたシュクリニアルの代理人は「夏にインテルと5年契約を締結したばかりだし、誰も他のクラブへ(シュクリニアルを)売却することは考えていない」と移籍の噂を一蹴した。

ただ「大金がかかったオファーが来る可能性があるので、インテル側は考える必要があるかもしれない。5000万ユーロか。7000万ユーロかわからないがね」と述べつつも「彼を2500万ユーロで獲得したからといって、インテルが4000万ユーロや5000万ユーロのために売却することは期待しないほうがいい。現在、インテルは彼を売却すべき立ち位置に置いていないからね」と明かしている。

さらに「彼はミラノでよくやっている。市場価値ももちろん増加している。でも現時点で、バルセロナやマンチェスター・シティへの移籍について話すのは時期尚早すぎるね。インテルのようなクラブで選手が素晴らしいパフォーマンスを披露すれば、世界最高のビッグクラブがリストアップするのは当然だと思うよ」と話した。

代理人のコメントを聞く限り、ひとまずシュクリニアルの移籍はなさそうだ。今季、チームに守備の安定感をもたらした新戦力は、近年不振に苦しむミラノの名門を復活させることができるのか。

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