逆転優勝の望みをつないだ川崎 決勝弾の小林「追いつかれたらフロンターレだなと言われていた」

値千金の決勝弾を挙げた小林 photo/Getty Images

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「勝ててホッとしている」

川崎フロンターレは29日、延期されていた2017明治安田生命J1リーグの第33節で浦和レッズと対戦。先日アジア制覇を成し遂げた相手に、エースの小林悠が14分に先制点を奪うと、最後までその1点を守りきり1-0で撃破した。その結果、首位鹿島アントラーズとの勝ち点差を「2」に縮め、今節での優勝を阻止。最終節まで逆転優勝、そして初タイトルの望みをつないだ。

試合後、記者会見へ出席した川崎の鬼木達監督は「まず、川崎から多くのサポーターが来てくれた中で、勝利という形で結果を残せたこと、これが一番良かった」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。

さらに「我々のサッカーというものには程遠いものになりました」と述べつつも「それでも本当に選手が集中力を切らさず、最後まで戦ってくれた。自分達らしさと言うと、攻撃においても守備においてもなかなか難しかったです。ただ今シーズン本当に我慢強く戦おうという中で、この一番大事な一戦でこういう形でゼロに抑えられたというのは選手の成長だと思っています」と最後まで戦い抜いた選手へ賛辞を送った。
そして、値千金の決勝ゴールを挙げた小林悠は試合後のインタビューで「今日は自分が決めることしか考えていなかった。勝ててホッとしている。ここで追いつかれたら、フロンターレだなと言われていた。次もしっかりと自分たちが勝つこと。鹿島の結果どうこうはあるが、勝つことに集中したい」と最終節への意気込みなどを語っている。

川崎は逆転優勝を成し遂げることができるのか。鹿島の結果次第でもあるが、まずはホームで行われる最終節の大宮アルディージャ戦できっちり勝利を収めたいところだ。

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