強すぎるマンCをどう止めればいい? 元アーセナルDFが語る数少ない穴「CBに疑問ある」

あまりにも強いマンC photo/Getty Images

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最終ラインはワールドクラスとは言えないか

開幕から14試合戦って13勝1分と、今季のマンチェスター・シティは恐ろしい状態にある。すでに44得点を奪うなど攻撃力は脅威で、手がつけられないとの表現がしっくりくる。

では、彼らをどうやって止めればいいのだろうか。英『Daily Mail』によると、かつてアーセナルでプレイしたDFマーティン・キーオン氏は数少ない弱点の1つとしてマンCの守備陣を挙げている。

セルヒオ・アグエロ、ガブリエウ・ジェズス、ダビド・シルバ、ケビン・デ・ブライネらワールドクラスのタレントを抱える攻撃陣に比べ、守備陣はワールドクラスとは言い難い。今夏にはサイドバックにカイル・ウォーカー、ベンジャミン・メンディ、ダニーロを加えたが、センターバックはこれまでと変わっていない。
同氏は「難しい質問だね。私はシティのセンターバックには疑問があると感じている。コンパニは負傷から戻ってきたが、直近2試合では十分なテストになっていない。それにサイドバック、ウイングバックの後方に多くのスペースがあるから、シティと対戦する場合はここを利用しないといけない」とコメントしており、高い最終ラインの裏を勇気をもって突くしかないとの意見だ。今季のマンCはカウンターアタックも凄まじいキレを誇っているため、逆カウンターを喰らう可能性もある。しかし、勝つためにはどこかで反撃に出るしかない。

成長段階にあるジョン・ストーンズ、怪我がちのコンパニ、決してワールドクラスと言えないニコラス・オタメンディのセンターバックは狙うべきポイントなのかもしれない。サイドバックも新戦力のメンディが右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負って離脱しており、実質新戦力はウォーカーのみだ。

もっともここを狙うのも簡単な作業ではないのだが、誰がマンCの勢いを止めるのか。同氏は10日に行われるマンチェスター・ダービーに期待をかけているようだが、ここでマンチェスター・ユナイテッドが彼らを止められなければ今季の優勝争いは終了したと言ってもいいだろう。

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