ガットゥーゾ監督は”第2のカペッロ”になる? ザンブロッタ「面と向かって発言することに恐れがない」

現役時代のガットゥーゾ photo/Getty Images

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ミランで名将になれるか

成績不振を理由にヴィンチェンツォ・モンテッラを解任したミランは、後任にチームの下部組織を指揮していたジェンナーロ・ガットゥーゾを任命した。ガットゥーゾはパレルモやピサで指揮官を務めてきたものの、まだ39歳と経験は浅い。ミランを正しい方向に導けるのか不安に感じているサポーターも多いだろう。

しかし、かつてイタリア代表でもチームメイトだったジャンルカ・ザンブロッタはガットゥーゾがミランの指揮官にふさわしい人間だと信じているようだ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ザンブロッタはガットゥーゾがミランのことをよく理解していることが大きいとクラブOBであることを評価。さらに情熱があり、思ったことをはっきり口にするあたりが名将ファビオ・カペッロ氏と似ているとまで語っている。

「リーノはミランの歴史を知っていて、ミラン・スピリットの意味を理解している。複雑な状況でも彼はチームのためにプレイさせる術を分かっているんだ。彼はピサ、クレタ、パレルモなどで指揮を執ってきて、恐がることのない人物だ。この要素は重要だよ。似ている監督?個性やチームマネジメントのやり方からカペッロかな。両者ともカリスマ性があって、面と向かって発言することに恐れがないからね」
現役時代のガットゥーゾは対戦相手もチームメイトも恐怖させるような存在だったが、その熱さでミランを変えていけるのか。指揮官としての能力は未知数なところも多いが、ハートの強さはどの名将にも負けてはいないだろう。

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