英紙が日本のお隣G組イングランド代表の決勝までの道筋を描く ベスト16で対戦すると予想したのは……

イングランド代表はどこまで進めるか photo/Getty Images

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日本にとってもG組の動きは気になる

何とも気が早い話だが、英『Daily Mirror』は2018ロシアワールドカップでグループGに入ったイングランド代表が決勝まで勝ち上がるシナリオを描き始めている。

イングランドの入ったグループGにはポット1の強豪ベルギー代表、チュニジア代表、パナマ代表が同居する。チュニジア、パナマはイングランドとベルギーにとっては格下で、イングランドにとってこの抽選結果は決して悪いものではない。高い確率でグループステージを突破してくるだろう。

問題は決勝トーナメント以降の戦いだが、同メディアはやや謙虚にグループGをベルギーに次ぐ2位で突破すると予想。ここはFIFAランキング通りに進むのではないかと見ている。そうなった場合、イングランドはベスト16でグループHを首位通過したチームと対戦することになる。同メディアがHを1位で通過すると予想したのはポーランド代表だ。つまりイングランドはベスト16でポーランドと対戦することになる。
ポーランドも実力国だが、イングランドが恐れるほどの相手ではない。タレント力では上回っていると考えることができ、実力を100%発揮すれば勝利を掴めるだろう。では、ベスト8ではどこと対戦するのか。

同メディアの予想はグループFを首位通過するであろうドイツ代表だ。ドイツはベスト16でグループE(ブラジル、スイス、コスタリカ、セルビア)の2位チームと対戦する可能性が高く、ブラジル以外の3チームのどれかとの戦いとなるだろう。ここは確実に勝ってくるはず。となればベスト8ではイングランドとドイツが顔を合わせることになる。これはさすがのイングランドにとっても苦しいカードだ。

では、ここでも勝利した場合はどうなるのか。同メディアはベスト4でアルゼンチン代表と対戦すると予想。アルゼンチンはベスト8でグループBを首位通過したチームと対戦する可能性が高く、スペイン代表かポルトガル代表のどちらかとなるだろう。同メディアはここでアルゼンチンが勝つと予想しており、ベスト4ではアルゼンチンとの対戦を想定している。

そして決勝は、もう1つの山から勝ち上がってくるポルトガルを予想している。これはイングランドが過去にEURO2004、2006ドイツワールドカップでポルトガル代表に敗れた苦い経験があるため、リベンジしたいとの思いから来ているのだろう。同メディアはポルトガルがグループBを2位で通過し、そこから決勝まで勝ち上がってくるとの想定をしている。

ひとまずイングランドは日本代表も入っているグループHのいずれかのチームを撃破し、2位で通過する場合は可能性の高いドイツ、アルゼンチン、スペイン、ポルトガルのどれかを倒さなければベスト4までは進めない。同メディアのアンケートでは79%の人はイングランドの優勝はないと冷めた見方をしているが、どこまで同メディアの想定通りに進むのか。若手も育っているイングランドにメディアは大きな期待をかけている。

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