フロンターレ、怒涛のゴールラッシュで大逆転優勝! J1での無冠の歴史に終止符[映像アリ]

ハットトリックを達成した小林悠 photo/Getty Images

運命を分けた得失点差

2日に明治安田生命J1リーグの第34節が行われ、同リーグ首位の鹿島アントラーズがジュビロ磐田と、同2位の川崎フロンターレが大宮アルディージャと対戦した。

逆転優勝にむけて勝利が必要な川崎は1分、小林悠からのパスを受けた阿部浩之がペナルティエリア内でシュートを放ち、幸先よく先制点をゲット。その後も攻撃の手を緩めなかった同クラブはアディショナルタイムに小林悠がヘディングで追加点を奪い、前半を終える。

一方、鹿島と磐田の一戦は序盤から互いに球際で激しい攻防を繰り広げる展開に。自力優勝のために勝利が必要な鹿島は両サイドを起点に攻撃を仕掛けるが、磐田も5バック気味の布陣で自陣バイタルエリアのスペースを消し、チャンスを作らせない。対する磐田も川又堅碁、中村俊輔、アダイウトンらを中心にカウンターを敢行。しかし、鹿島の守備陣も最終局面で体を張って磐田にゴールを許さず。両チーム無得点で前半を終えた。

今季の同リーグで最多得点を誇る川崎は、後半開始以降も猛攻を仕掛ける。60分には家長昭博のペナルティエリア左隅からのクロスに小林悠が右足で反応し、勝利を決定づけた。

優勝にむけて事実上勝利が必須条件となった鹿島だが、ラストパスやシュートの精度を欠き、得点を奪えない。80分にはカウンターから抜け出したレアンドロがペナルティエリア内で決定的なシュートを放つが、シュートは枠外に。さらに86分には伊東幸敏の右サイドからのクロスに山本脩斗がヘディングで反応するが、こちらのシュートも枠を捉えることができず。試合はこのまま終了。鹿島はリーグ最少失点を誇る磐田の守備を切り崩せず、痛恨のスコアレスドロー。小林悠のハットトリックなどで完勝を収めた川崎が得失点差で鹿島を上回り、J1での無冠の歴史に終止符を打った。

[スコア]

磐田 0-0 鹿島

川崎 5-0 大宮














参照元:Twitter

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