ドイツ代表も油断するな 独メディアはグループFの3チームを警戒「韓国も2002年ほど強くはないが」

ドイツは優勝候補だが…… photo/Getty Images

メキシコ、スウェーデン、韓国は厄介な相手か

2018ロシアワールドカップでドイツ代表は優勝候補筆頭に挙げられるチームで、彼らにとってグループステージは単なる通過点だろう。しかし、今回ドイツの入ったグループFは油断ならない顔ぶれだ。

そう警戒しているのは独『Deutsche Welle』だ。ドイツのいるグループFはメキシコ代表、スウェーデン代表、韓国代表が入っており、同メディアは3チームともクセ者と捉えている。何より警戒すべきなのは試合巧者メキシコだ。

メキシコは1994年大会から6大会続けてベスト16に進出しており、グループステージを突破する術を知り尽くしたチームだ。決して優勝候補に挙げられるチームではないが、格上と同居した場合でも上手く立ち回って勝ち点を稼いでくる。前回大会は開催国のブラジル代表と同居したが、ブラジル相手にはスコアレスドローで勝ち点1を獲得。無敗でグループ突破を決めている。

その前の2010年大会では調子が上がらなかったとはいえ、フランス代表を撃破。日韓ワールドカップではイタリア代表を抑えてグループ首位通過まで果たしている。ドイツでもメキシコの戦いには苦労させられるはずだ。

スウェーデンも不気味だ。スウェーデンはプレーオフでイタリア代表を撃破したチームで、イタリアを180分間無得点に抑え込んだ守備力は見事だ。当然ドイツ相手にも守備を優先した戦いを選択してくるだろう。ドイツはこれを強引にこじ開けないといけない。

また、ドイツはグループ初戦でメキシコ、第2戦でスウェーデンと対戦することになっている。この2試合は大きなポイントとなるだろう。メキシコ戦で躓くようなことがあれば、グループFはかなり面白いものとなってくる。

同メディアは韓国代表のことも「2002年のチームほど強くはない」としながらも、ソン・フンミンなど実力者がいると警戒している。今回のグループはドイツでも油断できないものだが、誰も予想しないビッグサプライズがグループFで起こるだろうか。

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