首位通過も2位通過もそれほど変わらない? コンテ「EURO2016ではスペインが相手だった」

チェルシーを率いるコンテ photo/Getty Images

2位通過を気にせず

5日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でアトレティコ・マドリードと対戦したチェルシーは、1‐1のドローでゲームを終えた。この結果、チェルシーは2位でグループを通過し、1位はローマに譲ることになった。
最終節が始まる前の段階ではチェルシーが首位に立っていたため、首位通過を逃したことに落胆しているサポーターもいるだろう。2位で通過すれば決勝トーナメント1回戦で1位通過を決めた強豪クラブと対戦する可能性も考えられる。

しかし英『The Guardian』によると、チェルシーを指揮するアントニオ・コンテは2位通過を全く問題視していない。コンテはEURO2016でイタリア代表を指揮したが、この時イタリアはグループステージを首位で通過しながら決勝トーナメント初戦はスペイン代表が相手だった。それもあってか、コンテは1位でも2位でも難敵と当たる可能性に大きな差はないとコメントしている。

「このコンペティションで次のラウンドに進めば、ベストチームと対戦する準備をしないといけない。これは最高の大会なんだ。対戦相手も我々と当たるのはハッピーじゃないだろう。EURO2016の時を思い出すよ。我々はグループを1位で通過したけど、決勝トーナメント初戦ではスペインが相手だった。その次はドイツ、仮にそこで勝てばフランスと対戦しなくてはいけなかった。我々はグループを突破したことを喜ぶべきだよ」

確かにチャンピオンズリーグともなれば全チームが強敵で、完全な格下と決勝トーナメントで対戦できる可能性は低い。今季もバイエルンやユヴェントスが2位通過となっており、首位通過にこだわる必要はなさそうだ。

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