まだマンCよりもマンUが上だ! ギグス氏「毎年のように差を縮めてきたが、まだマンUだ」

マンチェスター・ダービーで答えが出るか photo/Getty Images

ライバルが自分たちを上回ったとの考えには同意せず

昔はマンチェスター・ダービーが首位攻防戦として注目される機会はほとんどなかった。両者の関係は常にマンチェスター・ユナイテッドが支配者側であり、マンチェスター・シティは残留が第1目標のチームだった。ところがマンチェスター・シティは2008年より積極的な補強をスタートさせ、徐々に上位争いに絡めるチームになった。そして2011-12シーズンには初のプレミア制覇を達成し、今ではジョゼップ・グアルディオラの下で美しいフットボールを披露。プレミアリーグを支配する存在になっている。

現状を考えるとマンチェスター・シティがマンチェスター・ユナイテッドを上回る存在になったとも言えるが、マンチェスター・ユナイテッドOBのライアン・ギグス氏はその意見に納得していない。今季はマンチェスター・シティがリーグ戦で無敗を維持するなど絶好調だが、それでもギグス氏はまだ自分たちが上の立場だと主張。マンチェスター・シティが偉大なチームと肩を並べるには、もう1度タイトルを獲得する必要があるとの見方を示している。英『sky SPORTS』が伝えた。

「まだシティが上じゃない。ユナイテッドの方がアカデミーから多くの選手を引き上げているし、昨季は2つのタイトルを獲得した。一方でシティは何も獲得していない。彼らは間違いなく良いチームだ。資金力があり、毎年のように差を縮めてきたが、まだユナイテッドだ」

「彼らには資金力に優秀な監督もいて、今後数年間は止めるのが難しいだろう。彼らは信じられないフットボールを展開しているからね。だが、トロフィーを獲得するまでインビンシブルズのアーセナルやプレミアを制した他のクラブと比較することはできない」

グアルディオラのチームはまだ何もタイトルを獲得しておらず、今季は勝負の2年目だ。他を圧倒する魅力的なフットボールを展開しているのは事実だが、ギグス氏はまだマンチェスター・ユナイテッドが下とは認めていないようだ。

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