[クラブW杯]パチューカ本田、強烈ミドルで存在感発揮 アフリカ王者との死闘制す[映像アリ]

落ち着いたボール捌きを見せた本田(写真右) photo/Getty Images

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的確なポジショニングで攻撃を牽引

9日にFIFAクラブW杯の準々決勝が行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するパチューカがウィダード・カサブランカと対戦した。

試合序盤は互いにカウンターを仕掛け合う目まぐるしい展開に。トップ下のポジションや右サイドでボールタッチを試みた本田だが、カサブランカの守備陣が巧みにバイタルエリアのスペースを消したこともあり、決定的な仕事をするには至らず。両チーム無得点で前半を終える。

後半開始早々、本田に見せ場がおとずれる。49分に相手GKのクリアボールを拾い、敵陣ペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを放つが、ボールは僅かに枠外に逸れた。
一進一退の攻防が続くなか、69分にはカサブランカのMFナカシュがこの試合2回目の警告を受けて退場。数的優位のパチューカがしだいに主導権を握っていく。長短を織り交ぜたパスでカサブランカの守備陣を揺さぶると、後半アディショナルタイムには本田からのクロスにハラがヘディングで反応するが、このシュートも枠外に逸れてしまった。両チーム決め手を欠いたまま無得点で90分の戦いを終える。

膠着状態が続き、このままPK戦突入かと思われた112分。パチューカが素早いパス回しで相手陣内に攻め込むと、右サイドをかけ上がったウレタビスカヤがゴールライン際でクロスを上げる。このクロスに反応したグスマンがヘディングシュートを放ち、貴重な先制点を挙げた。その後もパチューカがカサブランカのパワープレイを抑え、試合はこのまま終了。 得意のドリブル突破こそ鳴りを潜めた本田だが、この日は的確なポジショニングと正確なパスでパチューカの攻撃を牽引。同クラブの準決勝進出に大きく貢献している。

[スコア]
パチューカ 1-0 ウィダード・カサブランカ

[得点者]
パチューカ:グスマン(112)





参照元:Twitter、youtube

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