[クラブW杯]浦和、欧州王者レアルの待つ準決勝にたどり着けず 日本キラーの一撃に沈む

奮闘実らず0-1で敗戦 photo/Getty Images

ボールは支配したが、相手を崩しきれず

昨年は鹿島アントラーズが決勝に進出してレアル・マドリード相手に善戦したこともあり、今回クラブワールドカップ2017にアジア王者として出場した浦和レッズにも大きな期待がかかっていた。しかし、9日に行われた開催国王者アル・ジャジーラとの一戦は厳しい結果となってしまった。

浦和は序盤からボールを支配するものの、互いに決定機と呼べるものは多く作り出せない。前半27分には武藤のクロスに興梠がフリーで合わせるビッグチャンスがあったが、至近距離からのシュートはゴールの上へ。

前半の決定機を逃した浦和に対し、アル・ジャジーラは後半早々に決定機を活かしてきた。52分、アル・ジャジーラのFWアリ・マブフートが槙野の裏を取り、大きく空いた浦和のセンターバックの間を突破する形で抜け出すと、GK西川との1対1も冷静に制してゴール。UAE代表として日本代表戦でも得点を決めたことのある快速FWが、今度は浦和に牙をむくこととなった。

その後浦和は必死にゴールを狙って攻めるものの、なかなか得点に繋がらない。88分に西川からのロングボールに興梠が抜け出し、折り返しにエースのラファエル・シルバが合わせるも、シュートはポストを直撃。浦和は最後まで追いつくことができず、0-1で敗れてしまった。

[スタメン]

西川周作、遠藤航(→森脇良太 72)、阿部勇樹、槙野智章、宇賀神友弥、青木拓矢、柏木陽介、矢島慎也(→ズラタン 76)、武藤雄樹(→高木俊幸 67)、ラファエル・シルバ、興梠慎三

[スコア]

浦和レッズ 0-1 アル・ジャジーラ

[得点者]

アル・ジャジーラ:マブフート(52)

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