これぞ岡崎慎司の魅力! まさかの決勝点に地元紙「キング・オブ・コメディ・ゴール」[映像アリ]

必死にボールを収める岡崎 photo/Getty Images

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泥臭い形で得点

レスター・シティに所属する日本代表FW岡崎慎司よりもテクニックのある選手は数多くいる。しかし、岡崎には世界トップレベルのスター選手でも真似できない泥臭さや執念、そしてラッキーがある。これこそ岡崎の魅力だろう。

9日のニューカッスル戦でレスターは3-2の勝利を収めたが、その決勝点に絡んだのは岡崎だった。岡崎は得点の8分前に相手選手のキックを頭部に受けて出血するアクシデントに見舞われていたのだが、決勝点の場面では中盤で必死にボールを収め、味方に預けてから相手ゴールまで全力疾走。ジェイミー・バーディの折り返しを受け、それを左足ボレーで合わせようとした。

ここまでは完璧な流れだったのだが、そこからが何とも岡崎らしい。シュートを打とうと左足を振りぬいたものの、先に戻ってきたアヨゼ・ペレスがボールに触り、岡崎のシュートは空振り。しかしペレスの触ったボールがそのままゴールに入る形となり、オウンゴールでレスターに貴重な3点目が決まった。
地元紙『Leicester Mercury』は、この一撃を「キング・オブ・コメディ・ゴール」と名付けている。それに絡んだ岡崎も素晴らしいと評価されているが、こうした岡崎らしさはレスターでも愛されているようだ。

同メディアは「彼はそこにボールがあると思ってボレーシュートを打とうとしたが、すでにそこにボールはなかった。彼は勢いよく空振りし、ペレスが触ったボールはすでにネットに入っていた」と伝えており、奇妙な決勝点だったことを振り返っている。

あそこで華麗なボレーシュートを決めるのも格好いいが、あのような珍しい形でゴールが決まるあたりに岡崎の魅力が詰まっているのだろう。




参照元:twitter

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