PSGがレアルを撃破、ユーヴェがトッテナムを倒す? 英紙がさっそくCLベスト16の戦いを予想

ネイマールのいるPSGはレアルと激突 photo/Getty Images

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ベスト8に進むのは……

11日にスイスのニヨンでチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が行われたが、さっそく英『Daily Mail』が各対戦カードを分析。どのチームがベスト8に進むのかを予想している。

まず実力差がはっきり分かれているところから見ていくと、バーゼルとマンチェスター・シティの対決はマンCの勝利、バイエルンとベジクタシュはバイエルンの勝利と同メディアは予想。これはほとんどのサッカーファンが同じ意見だろう。

セビージャ対マンチェスター・ユナイテッド、ポルト対リヴァプールもやや実力に差がある。特にマンUは選手層で上回っているため、しっかりと実力を出せばセビージャに勝利できるはずだ。リヴァプールについても、同メディアはモハメド・サラー、フィリペ・コウチーニョ、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの「ファブ・フォー」が良いパフォーマンスを見せれば勝てると予想。ここはマンUとリヴァプールがベスト8進出との読みだ。
ややサプライズとも言えるのがシャフタールとローマの一戦で、実力的にはチェルシーとアトレティコ・マドリードを抑えてグループステージを突破したローマの方が優位に思える。しかし同メディアはシャフタールの本拠地での戦いがローマにとって難しいものになるのではないかと予想しており、シャフタール勝利と見ている。

そして、ベスト16で大きな注目を集めるのがユヴェントス対トッテナム、レアル・マドリード対パリ・サンジェルマン、チェルシー対バルセロナの3カードだ。

これは予想のしづらいものばかりだが、まずユヴェントスとトッテナムの一戦について同メディアは、「トッテナムはベストの実力を出せばチャンスがあると考えているだろうが、守備能力などを考慮するとユヴェントスが先に進むように思える」と分析。ナポリ、インテルをも無得点に抑え込んだユヴェントス守備陣はなかなか崩せないとの見方を示している。

チェルシーとバルセロナについては、「チェルシーにとっては悪夢のドローになった」と伝え、こちらはバルセロナ有利との見方だ。チェルシーも守備は堅いが、今のバルセロナも同様に守備が堅い。エデン・アザールとリオネル・メッシの天才2人がどこまで違いを生み出せるかが勝負のカギか。

最後にレアルとPSGだが、同メディアはPSGの選手たちがプレッシャーに対処できるかどうかがポイントになると分析している。PSGの選手層はレアルと互角のレベルにあるが、CLでの経験値がやや不足している。一方のレアルはCLを連覇しており、大会を知り尽くす存在だ。そうしたメンタル部分の問題をクリアできれば、PSGが勝利すると同メディアは予想している。レアルも現在は本来の調子にあるとは言えず、失点も多い。PSGが100%の実力を出せば勝利を掴めるのではないだろうか。

この予想でいくと、ベスト8の顔ぶれはユヴェントス、リヴァプール、バルセロナ、バイエルン、シャフタール、PSG、マンC、マンUとなる。プレミア勢が3クラブ残り、近年欧州を支配していたスペイン勢がバルサのみになっているが、ベスト16ではどんなドラマが起こるのか。

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