マンチェスター・ダービー後のトラブルにヴェンゲルが意外な解決案? 「相撲は喜ぶ姿を見せない」

アーセナルを指揮するヴェンゲル photo/Getty Images

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相撲の文化をリスペクトしていると明かす

10日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティのダービーマッチは2-1でマンCが勝利したが、試合後には乱闘騒ぎのようなものが起こっていたという。勝利を派手に喜んだマンCの選手に対し、マンUの指揮官ジョゼ・モウリーニョが苦言を呈したところから口論となったようで、マンCのアシスタントコーチを務めるミケル・アルテタは飛んできたボトルが頭部に当たって怪我をしたようだ。

これについて意見を求められたアーセナル指揮官アーセン・ヴェンゲルは、日本の相撲のような環境を作ることができればベストと考えていることを明かした。英『METRO』によると、ヴェンゲルは名古屋グランパスで指揮を執っていた頃に相撲を見ていたようで、勝利を派手に喜ばない素晴らしい文化があったとコメント。それをサッカー界に持ち込めればとの思いもあるようだ。

「そういう出来事があったとは聞いたが、その場面を見ていないからね。ダービーではこうしたことも起こり得る。私が日本にいた時、相撲を本当にリスペクトしていたんだ。彼らは勝ったと言わないし、喜ぶ姿を見せない。なぜなら対戦相手へのリスペクトがあるからだ。ここに文化の深さがある。それを我々が真似できるか?そうは思わない。我々の文化の一部ではないからね」
マンUの選手たちとしては、勝利を派手に喜ぶマンCサイドにイライラしたのだろう。だからといって喧嘩になるのは問題だが、マンCの選手たちも相手をリスペクトする気持ちを持つべきだったのかもしれない。

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