“現世界最高の10代プレイヤー”は誰だ!? ブンデス公式がスキル、姿勢を絶賛するのは

ドルトムントで存在感を増すプリシッチ photo/Getty Images

香川の同僚こそ世界最高の10代?

現在のサッカー界では10代の頃から欧州トップクラブで活躍する選手も多く、20歳を過ぎれば若手とカウントしてもらえないケースだってある。では、現在世界最高の10代は誰なのか。

昨季からの活躍を考えるとパリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアム・ムバッペが真っ先に思いつくが、ブンデスリーガ公式はドルトムントでプレイするアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチこそ最高の10代プレイヤーではないかと主張している。すでに解任されてしまったが、前指揮官ピーター・ボスもプリシッチの縦への推進力を信頼し、ウイングとして起用してきた。今夏にウスマン・デンベレがバルセロナに移籍したこともチャンス増加に繋がり、プリシッチはすっかりドルトムントの主力になっている。

ここまでブンデスリーガ通算では7得点とやや物足りないところもあるが、10代でこの数字なら十分だろう。残念ながらアメリカ代表は2018ロシアワールドカップ出場権を逃してしまったが、プリシッチはアメリカ代表では10番を任されており、同サイトはプリシッチがいる限りアメリカのサッカー熱が急激に冷めることはないはずと分析している。それほどプリシッチへの期待が大きく、今後はさらに影響力が増してくるとの見方だ。

縦への圧倒的なスピード、足下のテクニックはもちろん、同サイトは10代ながら態度も良く人として成熟していると称賛しており、プレイ以外の部分も含めて最高の10代と認めているようだ。世界最高かは意見が分かれるところだろうが、香川真司の同僚にはドルトムントはもちろん、アメリカサッカー界からも非常に大きな期待がかかっている。

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