「ユヴェントスは以前のような強さがない」 元ドイツ代表はCLでトッテナムの方が優位と予想

ユヴェントスの実力は落ちているのか photo/Getty Images

守備に問題ありと分析

今季のセリエAはここ数年に比べると混戦模様になっているが、これはインテルやナポリらが成長したからなのか。それとも王者ユヴェントスの実力に陰りが見えているからなのか。英『The Sun』によると、かつてバイエルンなどで活躍したローター・マテウス氏はユヴェントスの実力が落ちたことが原因と捉えているようだ。

同氏もライバルクラブが実力を上げていることは認めているものの、レオナルド・ボヌッチとダニエウ・アウベスを失ったユヴェントスは以前ほど強くないと主張。チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で対戦するトッテナムの方が優位と見ているようだ。

「ユヴェントスはセリエAをコントロールしていた以前のような強さがない。周囲のクラブが進歩したのもあるけど、それよりユヴェントスが守備面で失ったものが大きいと思う。彼らはアウベスとボヌッチが抜けたために、いくつか変化しないといけなかった。ボヌッチは最終ラインのリーダーだったし、上手くまとめていた。彼が抜けて本当のパワーや核がなくなった。ブッフォンも以前のような俊敏性がない。彼らは過去数シーズンのような強さがないし、これはハリー・ケインやポチェッティーノにとって良いことになるだろう」

ユヴェントスは前節インテルとスコアレスドロー、その前にはナポリを1-0で撃破している。ライバル相手にクリーンシートを達成しているものの、マテウス氏は最終ラインの質が落ちたと考えているようだ。ケインをはじめとするトッテナム攻撃陣ならば今のユヴェントスを崩せると考えているようだが、同氏の予想は当たるか。

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