ミランの”10番”はストレスでいっぱい? 早い段階で退団する案も浮上

ミランで苦しむチャルハノール photo/Getty Images

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上手くチームの戦力になれず

先日ミランのマルコ・ファッソーネCEOは、今夏に大型補強をおこなったことについて「我々は多くの選手を獲得しすぎたのかもしれない」と発言していた。ミランは今夏に2億ユーロもの資金を投じて10人以上の選手を補強したが、成功と断言できる補強はあまり多くない。ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督に初勝利を届けたのも昨季から主力だったジャコモ・ボナベントゥーラで、クラブが期待していたほど新戦力が活躍してくれない。

その代表例ともいえるのが10番を背負うハカン・チャルハノールだ。チャルハノールは高精度のフリーキックを武器の1つとし、ミランの攻撃を引っ張る存在になると期待されていた。だからこそクラブも10番を任せたのだろうが、ここまで期待に応えることができていない。

伊『Calciomercato』はチャルハノール自身も出番を失っている現状にフラストレーションを抱えていると報じており、早い段階でミランを離れるプランも検討しているという。ミラン側も来季のチャンピオンズリーグ出場権を確保できない場合は主力の売却に踏み切ると見られており、今冬のチャルハノール退団説まで浮上していた。
このまま退団するとなれば再びミランの10番が空くこととなるが、もうチャルハノールを上手くチームに組み込むことは難しいか。

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