代表初得点の小林悠、ハリルが絶賛 本大会メンバー候補に「かなり高い確率で入る」

試合後にハイタッチをするハリルホジッチ監督(右)と小林悠(左)photo/Getty Images

アグレシッブなプレイを評価

日本代表は12日、『EAFF E-1サッカー選手権2017 決勝大会(東アジア選手権)』の第2戦で中国代表と対戦。試合終盤にFW小林悠とDF昌子源がゴールを決め、2-1で勝利を収めた。この結果、日本は2連勝を飾り首位をキープ。16日に行われる2位の韓国代表(1勝1分)との最終戦で、引き分け以上で2大会ぶり2度目の優勝が決まる。

試合後、インタビューに応じた日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「素晴らしい内容で素晴らしい勝利でした。後半何分間か少し良くないところがあり、相手に2回ほどチャンスを作られましたが、それ以外はプレイのクオリティも良く、良いフットボールでした。連続したプレイで前へ向かうプレイが見られて、前半にも大きなチャンスを何回か作りました。最後に無駄なPKを与えたのは残念ですし、大島のケガも残念ですが、選手のプレイを称えたいと思います」と選手たちを称賛。JFA(日本サッカー協会)の公式サイトが伝えた。

その中でも、ゴールを決めた小林と昌子を「昌子のゴールは素晴らしかった。選手たちには20、30メートルからでもシュートを狙うように言っていました。小林は素晴らしいシーズンを送って、より点が獲れるようになりました。今日はしっかりアグレッシブにプレイして、背後も狙いながら、相手にプレッシャーもかけて、フィジカルコンタクトでも相手にしっかり抵抗できていました。サイドも前もできて、かなり高い確率で(ワールドカップ本大会メンバーの)候補に入るでしょう」と絶賛している。

一方、小林も「ゴールはあまり見えていませんでしたが、自分とボールとゴールの位置を考えて感覚で打ちました。やっと決めることができて、ほっとしています」と代表初ゴールを振り返りつつ「1トップでも技術の高い選手を2列目に並べてくれたのでやりやすかったです。信じて使ってくれた監督に感謝しています」とコメントした。

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