PSGがドンナルンマ強奪に本腰 既に代理人と接触か

クラブ首脳やサポーターとの関係悪化が報じられているドンナルンマ(写真中央) photo/Getty Images

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契約問題に揺れるドンナルンマ

2013年の下部組織時代よりミランに在籍しているGKジャンルイジ・ドンナルンマ。同クラブの若き守護神として将来を嘱望されている同選手だが、今季開幕前に同クラブとの契約延長を一時拒否したことから、サポーターからの批判が集中。紆余曲折を経て同クラブと新契約を結んだものの、契約更改の場でクラブ関係者より心理的な圧力を加えられたという見方が複数のメディアで報じられるなど、同クラブとの関係にひずみが生じている。

こうした状況のなか、パリ・サンジェルマンが同選手の獲得に乗り出したことが英『TRIBAL FOOTBALL』で話題に。既に同クラブの首脳陣がミーノ・ライオラ氏(同選手の代理人)との接触を開始したほか、同クラブのナセル・アル・ケライフィ会長が同選手にむけて年俸1200万ユーロ(約15億円)を提示したことが併せて報じられるなど、獲得にむけた動きが本格化している。

今季のセリエA第16節終了時点で4位との勝ち点差11と、来季のUEFAチャンピオンズリーグの出場権確保が難しい状況となっているミラン。契約更改時のクラブ関係者による圧力の噂を自身のInstagramで否定した同選手だが、今季の同クラブの戦績や現時点でのクラブとの関係性を考慮し、移籍を決断する可能性も否定できない。今後も動向を注視する必要がありそうだ。

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