ムヒタリアンが悪いのか、モウリーニョの戦術が悪いのか 香川との比較が加速する苦戦ぶり

出場機会失うムヒタリアン photo/Getty Images

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ムヒタリアンは戦術に納得していない?

ここ最近は出場機会がなく、ベンチにすら入れない時もあるマンチェスター・ユナイテッドMFヘンリク・ムヒタリアン。開幕当初こそ好パフォーマンスを見せていたのだが、今では指揮官ジョゼ・モウリーニョの信頼を失いつつある。すでにムヒタリアンが指揮官の構想外となり、新たな香川真司になるのではないかと騒がれているが、本当にムヒタリアンの能力不足なのだろうか。

英『Manchester Evening News』によると、ムヒタリアンは自身のパフォーマンスが100%ではないと認めている部分もあるようだが、同時にモウリーニョの戦術が自身の特長を消してしまっていると感じているという。ムヒタリアンの本心を読むのは難しいが、少なくともモウリーニョの戦術にムヒタリアンがフィットしていないのは事実だ。

強豪クラブとの戦いでは守備的なプランを採用することも多く、現在トップ下を任されるジェシー・リンガードも攻守両面でハードワークできるタイプの選手だ。ムヒタリアンよりも守備面での貢献度が明らかに高い。モウリーニョはそれを好んでいるのだろう。
能力面の問題というより、チームの戦術にフィットしないところが余計に香川との比較を加速させる原因となっており、ムヒタリアンは非常に難しい時間を過ごしている。

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