補強が下手すぎる近年のマンUにネビル氏激怒 「守備は全員ファーガソンのチームにいた選手じゃないか」

WBA戦に先発したフィル・ジョーンズ photo/Getty Images

WBA戦のスタメンはファーガソン政権時と大差なし

マンチェスター・ユナイテッドはいつから補強下手のチームになってしまったのか。クラブOBのガリー・ネビル氏は17日のWBA戦のスタメンを見て怒りを覚えたようだ。なぜなら、11人の半分以上がアレックス・ファーガソン政権時からチームに所属していた選手だからだ。

近年は多額の資金を投じて補強に動いているが、ファーガソン氏が退任してからチームに加わった選手でWBA戦に先発したのはMFファン・マタ、アンデル・エレーラ、ネマニャ・マティッチ、FWロメル・ルカクの4人だけだ。英『Daily Mail』によると、ネビル氏は補強が機能していないとチーム運営を批判しており、大型補強の成果が出ていないことに怒り心頭だ。

「今日の守備陣を見ると、全員ファーガソンのチームにいた選手じゃないか。ここ4、5年の間にクラブは7、8人のDFを獲得したが、誰もスタメンに入っていない。バレンシア、フィル・ジョーンズ、スモーリング、アシュリー・ヤング、デ・ヘア、それにリンガードとラッシュフォードも同様にファーガソンのチームにいた選手だ。つまり11人中7人は5年前からいたんだ。ここ5年は補強が十分に機能していないんだ」

リンガードとラッシュフォードはクラブのユース出身選手のため、新加入選手とはカウントできない。結局はファーガソン氏が目をつけていた選手が現在も重要な役割を担う結果となっており、ネビル氏は補強が機能していないことに落胆している。

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