また1人岡崎慎司に敗れた レスターが2500万ポンドを費やしたFWも勝てず「ピュエルも岡崎を呼び戻した」

レスターが獲得したイヘアナチョ photo/Getty Images

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結局はバーディ&岡崎に戻る

今やレスター・シティのサポーターは今夏2500万ポンドもの移籍金で獲得したFWケレチ・イヘアナチョの存在を忘れつつあるのではないだろうか。マンチェスター・シティで将来が楽しみなアタッカーと注目されていたイヘアナチョは、出場機会増加を求めてレスターにやってきた。しかしここまでリーグ戦では先発出場が2試合だけ。想定していた展開とは違っているだろう。

イヘアナチョが苦戦している理由の1つに、日本代表FW岡崎慎司の存在がある。英『The Sun』はイヘアナチョが出場機会を十分に確保できていないことを特集しているが、その中でも岡崎がチームに欠かせない存在であることを強調しており、「見ていて楽しいタイプの選手ではないが、チームにとって重要」と貢献度を称えている。

近年のレスターのパターンは同じだ。岡崎以上のストライカーを求めて資金を投じ、ジェイミー・バーディとの新2トップを模索する。しかし結局は岡崎の重要性に気付き、これまで通りのスタイルに戻すことになる。今季は岡崎が開幕から得点を量産したこともあって、余計にバーディ&岡崎コンビに戻るのが早かった。
同メディアは「新指揮官ピュエルもラニエリ、シェイクスピアと同じように岡崎を呼び戻した」と伝えており、イヘアナチョはなかなか割って入ることができていない。マンC時代以上に出場機会を確保することに苦戦しているところもあり、岡崎の存在はレスターにとって想像以上に大きなものとなっている。

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