9試合でたった1勝 吉田麻也が語る難しさ「チェルシー戦はFK1発、アーセナル戦はジルー……」

サウサンプトンを支える吉田 photo/Getty Images

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続く失点に危機感

日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンはあくまで中堅クラブだが、近年は堅い守備をベースに良い結果を残してきた。2013-14シーズンからはリーグ戦8位、2014‐15シーズンは7位、2015-16シーズンは6位、昨季は8位と、トップ10入りを確保している。ところが現在は12位に沈んでおり、やや苦戦気味だ。

直近9試合ではたった1勝で、レスター・シティ戦では堅守が崩壊して4失点を喫するなどショックの大きいゲームもあった。地元紙『Daily Echo』によると、吉田もあまり良くない状況だとコメントしており、週末のハダーズフィールド・タウン戦から立ち直っていきたいと意気込んでいる。

「近年にはなかった難しい状況です。今僕たちは立ち上がらないといけない。チェルシー戦も本当に細かい部分だった。フリーキック1発でしたから。アーセナル戦はジルー。バーンリー戦も同様に終盤の失点でした。細かい部分ですけど、代償は大きい。出来る限り早く良い軌道に戻らないといけないですし、勝ち点3を獲らないと」
アーセナル戦は終盤まで1‐0とリードしていたが、最後にオリヴィエ・ジルーの高さを活かされて引き分けに持ち込まれてしまった。サウサンプトンは大量得点を奪うようなチームではないため、とにかく失点を減らすしかない。吉田をはじめ最終ラインの選手たちにかかる負担は大きい。

ハダーズフィールド・タウン戦後には26日にトッテナム、30日にマンチェスター・ユナイテッドと厄介な連戦もある。こうした強豪との戦いで勝ち点を得るには無失点で耐えるしかなく、吉田の奮闘に期待がかかっている。

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