チームをスクデット争いに絡ませるローマ指揮官 「私はアンチェロッティとコンテの中間タイプ」 

ローマを指揮するディ・フランチェスコ photo/Getty Images

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ローマで確実に評価高める

現在セリエAの優勝争いは首位ナポリ、2位ユヴェントス、3位インテルによる争いと捉えられがちだが、4位につけているローマのことも忘れてはならない。ナポリを率いるマウリツィオ・サッリ、就任初年度からインテルを優勝争いに絡ませているルチアーノ・スパレッティらが称賛されているが、ローマを指揮するエウゼビオ・ディ・フランチェスコもここまで素晴らしい仕事を見せている。

現在ローマは首位ナポリと勝ち点差4の位置につけており、スクデットを狙うことは十分に可能だ。チャンピオンズリーグではチェルシー、アトレティコ・マドリードと同居する難しいグループを首位で通過しており、ディ・フランチェスコも完成度の高いチームを作り上げている。

伊『La Stampa』によると、ディ・フランチェスコは、そんな自分をカルロ・アンチェロッティとアントニオ・コンテの中間のようなタイプと分析している。
「私はアンチェロッティの冷静さや、選手たちと良好な関係を築くところが好きなんだ。コンテはモチベーションを高めるのが非常に上手く、トレーニングでも本当によく動くよね。私はその中間にあるタイプだと思う」

ややハードルの高い表現にも思えるが、ディ・フランチェスコはそうした指揮官を理想のモデルとしているのだろう。またスクデット争いについては、ユヴェントスの勢いが戻ってきたと感じており、5チームによる争いになるとの見方を示している。

「ユーヴェは堅実さが戻ってきたし、彼らは強豪チーム相手でも絶対に失点しないとの感覚がある。インテル戦を見たかい?勝利はしなかったけど、それにふさわしいものだった。セリエAの争いが緊迫しているのはモチベーションになるし、私はトップ5の争いになると思う。やや離れているけど、ラツィオも含めてね」

そのローマは23日にユヴェントスの本拠地に乗り込むことになっている。ここ最近のユヴェントスはナポリ、インテル相手に良い戦いを見せているだけに、簡単なゲームにはならないだろう。しかしここでローマがユヴェントスを撃破すれば、スクデット候補はさらに面白くなる。アンチェロッティとコンテの中間と称すディ・フランチェスコがどのような采配を見せるのか注目だ。

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