ガットゥーゾ監督が早くもピンチ!? ミラン、モンテッラ前監督の復帰説が急浮上

トップチームの指揮官に就任するも苦戦を強いられているガットゥーゾ監督 photo/Getty Images

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年内の結果次第では……

11月末に指揮官を交代し再起を図るも、ここまで思うような結果を残すことができていないACミラン。新指揮官に就任したクラブのレジェンド、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の去就に早くも注目が集まっている。

成績不振により解任されたヴィンチェンツォ・モンテッラ前監督の後任として、ガットゥーゾ監督は下部組織の指揮官からトップチームの指揮官へ昇格を果たした。しかし、自身の初陣となったセリエA第15節のベネヴェント戦では、後半アディショナルタイムに相手GKにゴールネットを揺らされ、痛恨のドロー。続く第16節のボローニャ戦では、2-1で辛くも勝利し初白星を手にしたが、第17節のヴェローナ戦では0-3の完敗、今月23日にホームで行われたアタランタ戦でも0-2で敗れている。

ガットゥーゾ監督がミランの指揮官に就任して以降、リーグ戦4試合で1勝1分2敗と、わずか4ポイントしか勝ち点を積み上げることができず、ミランは順位を11位まで下げている。変化を起こしてもなかなかチームを立て直すことができていない状況の中、伊『Corriere dello Sport』などいくつかのメディアが、年内に行われる残りの2試合(27日のコッパ・イタリア準々決勝インテル戦、30日のセリエA第19節フィオレンティーナ戦)の結果次第では、ガットゥーゾ監督の立場が危うくなる可能性があると報道した。
さらに伊『LA STAMPA』はガットゥーゾ監督の後任として、モンテッラ前監督を復帰させるのではないかと報じている。ミランの指揮官を解任されるも、モンテッラ監督とミランの契約自体はまだ残っており、彼の復帰が最も理論的な解決策になるのではないかとの見解を示している。

はたして、ミランの幹部らはどのような決断を下していくこととなるのか。今後の動向にも注目が集まる。

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