香川、ムヒタリアンに続いてまたもドルトムントのタレントに狙い プリシッチはマンUのサッカーに合うのか

ドルトムントでプレイするプリシッチ photo/Getty Images

英紙が疑問

2012年には日本代表MF香川真司が、昨夏にはヘンリク・ムヒタリアンがドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したものの、両者ともチームスタイルにフィットしていないところがあった。ムヒタリアンはまだマンUの選手だが、指揮官ジョゼ・モウリーニョからあまり信頼されておらず、すでに退団の話も出ている。

そんな中、マンUがまたもドルトムントのタレントに注目しているとの話題が浮上した。ターゲットになっているのはMFクリスティアン・プリシッチだ。プリシッチは現在最も注目される若手選手の1人で、スピードを活かした突破力は見事だ。しかし英『Express』は、プリシッチがマンUにフィットするのかと疑問を投げかけている。

香川、ムヒタリアンもマンUでプレイするにふさわしい実力を持っているが、チームスタイルがあまりに合っていない。アレックス・ファーガソン氏が退任してからはデイビッド・モイーズ、ルイ・ファン・ハールと迷走し、モウリーニョのサッカーもフィジカルの強さが求められる。守備でもファイトし、カウンター時にはスピードでぶっちぎり、アバウトなボールでもしっかり収めるだけのパワーも求められている。モイーズのサッカーもイングランドらしいスタイルで、これらのことを香川やムヒタリアンに求めるのは酷だ。

プリシッチもスピードのある選手だが、小柄でパワーのあるタイプではない。プレミアリーグ、そしてモウリーニョのサッカーに適応できるかは疑問が残る。同メディアは仮にプリシッチが獲得されれば、[4-2-3-1]の右サイドに入ることになるのではないかと予想しているが、プリシッチは今のマンUに必要な人材だろうか。

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