香川もシュテーガー就任で蘇った! 独メディアが選ぶ「ドルトムント前半戦の勝者」

香川も徐々に調子を上げた photo/Getty Images

アップダウンの激しい前半戦

ドルトムントの前半戦は非常にアップダウンの激しいものだった。開幕当初は攻撃陣が爆発し、守備陣もクリーンシートを継続。連勝を重ねて首位に立っていた。ところが徐々に守備の乱れが目立つようになり、それを修正できなかった指揮官ピーター・ボスは解任された。これだけ快調な開幕ダッシュを飾りながら、前半戦の間に解任されるというのも珍しい。

では、そんな浮き沈みの激しいチームで前半戦印象的な活躍を見せたのは誰なのか。独『90min』は「ドルトムント前半戦の勝者」と題し、好パフォーマンスを披露した選手をランキング形式で特集している。

そこには日本代表MF香川真司も選ばれている。香川は9位に選ばれており、ボスの下では苦戦したものの新指揮官ペーター・シュテーガー就任後は重要な役割を担っていると評価。指揮官交代で状態が上がってきていると称賛されている。後半戦で最も期待できる選手の1人が香川と言えるのではないか。

トップ3を見ると、3位には今夏フライブルクからやってきたMFマクシミリアン・フィリップが入った。開幕直後はウスマン・デンベレ退団を忘れさせるだけの活躍を見せ、得点に絡むプレイも多かった。今季のサプライズ候補と言えよう。

2位にはチームの主力になったMFクリスティアン・プリシッチだ。ボス、シュテーガーの両指揮官から信頼され、前半戦は16試合に出場した。

そして1位には、選手ではなく指揮官シュテーガーが選ばれた。ボスの下で混乱したチームを素早く立て直し、勝利の感覚を取り戻したのは大きい。DFBポカールではバイエルンに敗れてしまったが、その試合も後半の戦いぶりは上々だった。選手たちも希望を持って後半戦に臨むことができるはずだ。就任して間もないが、前半戦最大の勝者はシュテーガーで間違いないか。

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