名古屋、J1昇格の立役者シモビッチが退団「サポーターの前でゴールすることがこの上ない喜びだった」

J1昇格を喜ぶシモビッチ photo/Getty Images

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シモビッチとの契約を更新せず

1年でJ1復帰を果たした名古屋グランパスは26日、FWシモビッチと来季の契約を更新しないと発表した。

2016年に名古屋へ入団した現在26歳のシモビッチ。加入初年度から明治安田生命J1リーグで29試合に出場して二桁ゴールとなる11ゴールを記録し、主力として活躍した。しかし、不振に陥ったチームはなかなか立て直すことができず、昨季は無念のJ2降格を経験していた。

そしてJ2でのプレイとなった今季は、リーグ戦40試合に出場して18ゴールをマーク。惜しくも自動昇格圏内は逃したものの、J1昇格プレイオフ進出となる3位に貢献。その昇格プレイオフの準決勝では、ジェフユナイテッド千葉を相手に決勝ゴールを含むハットトリックの活躍で逆転勝利へ導いていた。J1昇格の立役者となったシモビッチだが、今季限りでの退団が決まった。
そんなシモビッチはクラブの公式サイトを通じて「愛するこの都市のファン・サポーターの皆さん、素晴らしい2年間に感謝いたします。私により力を与えてくれるサポーターの前でゴールすることが、この上ない喜びでした。名古屋グランパスの輝ける未来を心より祈っています」と感謝の意などを綴っている。

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