「ケインはワールドクラスだ」 シアラー氏、メッシまでも上回ったケインを指揮官も絶賛

得点を決めるケイン photo/Getty Images

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2018年はさらなる勝負

前節のバーンリー戦に続き、トッテナムFWハリー・ケインは26日のサウサンプトン戦でもハットトリックを達成した。これでケインは2017年の1年間で決めたプレミアリーグでの得点数が39となり、1995年にアラン・シアラー氏が記録した36得点を更新した。

さらにこの1年で決めた得点数は56となり、バルセロナFWリオネル・メッシを抑えて欧州五大リーグ最多得点者にも輝いている。ケインにとっても特別な1日となったことだろう。

英『FourFourTwo』によると、指揮官マウリシオ・ポチェッティーノもケインのことをワールドクラスだと絶賛している。誰が1番かを決めるのは難しいが、ケインはルイス・スアレスやロベルト・レヴァンドフスキ、エディンソン・カバーニら世界を代表するストライカーをも上回る領域に達しつつあると言ってもいいだろう。
「私にとってケインはワールドクラスだ。もちろんメッシとクリスティアーノとは異なる。タイプ、個性、ポジションもね。私はケインが世界最高の1人だと思う。世界最高と言うのは難しいが、今日彼は最高の1人であることを全員に証明したよ」

そのケインにとって、さらなる勝負となるのが2018年だ。来年2月からはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントもスタートし、ケインが初の決勝トーナメントで何を見せてくれるのか非常に興味深い。チャンピオンズリーグで活躍してこそワールドクラスといった意見もあるため、周囲を納得させる働きを見せたいところ。

さらにロシアワールドカップも控えている。ケインはEURO2016では実力を発揮できなかったため、ロシアの地では大暴れしようと考えているはずだ。こちらも初のワールドカップで得点を量産できるのか注目が集まる。

今は世界最高の1人だが、2018年も同様のペースで得点を量産し、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントとワールドカップで結果を残せれば誰もが認める世界No.1のストライカーとなるかもしれない。

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