イングランド、未来のスターが成長中 2017年欧州五大リーグで最多出場を果たした選手とは

マンUのラッシュフォード photo/Getty Images

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左サイドで経験を積む

ルイ・ファン・ハールの下でブレイクし、一気に主力選手となったマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードは2017年も充実した1年を過ごしたと言えるのではないだろうか。2016年夏にFWズラタン・イブラヒモビッチが加入し、その1年後にはロメル・ルカクも加入。ラッシュフォードがセンターフォワードとして出場することは困難となっていた。しかし左のウイングとしてジョゼ・モウリーニョの期待に応えており、左サイドでのプレイも徐々に板についてきている。

何より2017年の1年間で大きかったのは、試合に出続けたことだ。英『Daily Mail』によると、ラッシュフォードは昨年61試合に出場しており、これは欧州五大リーグではトップの数字だ。昨季のマンUはヨーロッパリーグとリーグカップで決勝まで進んでおり、とにかくスケジュールが厳しかった。その中でラッシュフォードはフル稼働していたのだ。

これに続くのは60試合でモナコFWヴァレール・ジェルマン、59試合で現マンチェスター・シティMFベルナルド・シウバ、ユヴェントスFWパウロ・ディバラが58試合、ゴンサロ・イグアイン、バルセロナFWリオネル・メッシ、アトレティコ・マドリードMFサウール・ニゲスが57試合となっている。ベルナルド・シウバも昨季はジェルマンと同じくモナコでプレイしており、チャンピオンズリーグとリーグ・アンで躍進したモナコにとって欠かせぬ存在となっていた。
今季もマンUはチャンピオンズリーグで決勝トーナメントまで進んでおり、何より2018年にはロシアワールドカップがある。イングランド代表の一員として大会に臨むことが予想されるラッシュフォードは、2017年と同じく忙しい1年となりそうだ。このまま成長を続けてワールドクラスのアタッカーへ成長できるか。

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