長期政権ゆえの障害? ギグスが語るマンU苦戦の理由「指揮官が代わり、獲得された選手がミックスされている」

マンUを率いるモウリーニョ photo/Getty Images

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指揮官交代に慣れていないマンU

すでに首位マンチェスター・シティと勝ち点差15が開いてしまっているマンチェスター・ユナイテッドは、今季もプレミアを制することはできないだろう。昨季はヨーロッパリーグを制するなど成功を収めたものの、国内リーグではアレックス・ファーガソン氏が退任した2012-13シーズン以降タイトルを獲得できていない。

先日チームの指揮を執るジョゼ・モウリーニョはライバルのマンCに比べて補強が不十分との見解を示していたが、問題はそこではない。英『sky SPORTS』によると、クラブOBでアシスタントコーチも務めたライアン・ギグスは指揮官の交代にマンUが慣れていないところに問題があると指摘している。

「ユナイテッドはここ数年で指揮官が代わり、モイーズ、ファン・ハール、モウリーニョらが獲得した選手がミックスされていることも苦しんでいる理由だと思う。チェルシーやリヴァプールはそれに慣れているが、ユナイテッドは慣れていないんだ」
マンUはファーガソン氏の退任以降積極的に資金を投じており、ファン・ハールが指揮を執っていた際にはアンヘル・ディ・マリアのようなワールドクラスの選手も獲得している。昨夏もポール・ポグバを獲得するなど、十分に補強はされているはず。しかし指揮官によって好みが異なるため、ファーガソン政権時と違ってクラブの補強方針がまとまっていない印象が強い。これは長期政権ゆえの問題とも言えるが、マンUはいつプレミア制覇に手が届くのか。

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