カラバオ杯は負けていて助かった? 怪我人続出にモウリーニョも苦戦「1月にもう2試合プレイするだけの選手がいない」

マンUを率いるモウリーニョ photo/Getty Images

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ルカクとイブラヒモビッチが離脱

先日のサウサンプトン戦でFWロメル・ルカクが頭部を負傷し、ズラタン・イブラヒモビッチも怪我の影響で1か月ほど離脱することになったマンチェスター・ユナイテッドは選手層に問題を抱えてしまっている。最前線のビッグマン2人が同時に離脱することは指揮官ジョゼ・モウリーニョにとっても大きな痛手だ。

1日には早くもエヴァートンとのアウェイゲームがあり、その4日後にはFA杯3回戦でダービー・カウンティとの対戦が予定されている。ダービーは格下だが、現在の戦力では相手の守備を崩し切れず大苦戦なんてシナリオも起こり得るかもしれない。調子を上げてきているエヴァートンも要注意の相手で、これ以上勝ち点を落とすとトップ4入りまで怪しくなってくる。

英『Daily Mirror』によると、モウリーニョも負傷者が続出している現状を嘆いている。仮にカラバオ杯準々決勝でブリストル・シティを撃破していれば、1月にはホーム&アウェイの準決勝を戦う必要があった。それを回避できただけでも良かったとモウリーニョは語っており、起用法に頭を悩ませているようだ。
「今の我々はローテーションするのが難しい。リーグカップの準決勝がないのは我々にとって良いことだ。1月にもう2試合プレイするだけの選手がいないよ。今我々はエヴァートンとFAカップのダービー戦に対処しなければならない。その後ストーク戦まで9、10日ほど空く。ここで休み、後半戦へ向けてリカバリーできることを願う。2017年は3位で終えたが、順位をより良くするために戦わないといけないんだ」

マーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャルはセンターフォワードも担当できる選手だが、モウリーニョはこの苦境をどう切り抜けるのか。名将としてのプライドに懸けてこれ以上の取りこぼしは許されない。

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