最高の形でシーズンを締めくくったC大阪 尹監督「あり得ないことがあふれる1年」

笑顔で天皇杯を掲げる尹監督 photo/Getty Images

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J1復帰初年度ながら2冠を成し遂げたC大阪

セレッソ大阪の尹晶煥監督が、最高の形で締めくくった2017シーズンを総括した。

11月に行われたYBCルヴァンカップ・決勝で川崎フロンターレを2-0で撃破し、クラブ史上初となるタイトルを獲得していたC大阪。今月1日に行われた横浜F・マリノスとの天皇杯・決勝では、120分間の激闘を2-1で制し、J1復帰初年度ながら2冠を成し遂げた。

天皇杯・決勝後、インタビューに応じたC大阪の尹監督は「非常にうれしいですし、本当にあり得ないことがあふれる1年を僕らの選手たちは過ごしてきたと思う」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。
そして「昇格してここまでの成績をあげるのは、決して簡単なものではない。カップ戦2大会とも優勝して、リーグ戦でも3位に入るということは、絶対に簡単なものではないと思う」と話した上で「これは絶対に誰かひとりの力で成し遂げたものではなく、大勢の皆さん、全選手、全スタッフ、そして、セレッソに関わるすべての皆さんが力をあわせて達成した結果。予想した以上に厳しい戦いになったが、2017年の1年間、こういう姿で走りきってくれた選手たちが、やってくれた結果だと思う。非常に選手たちに感謝している。この選手たちに感謝のメッセージを贈りたい」と感謝の意を述べた。

さらに「現役時代、優勝できなかった天皇杯を指導者になって優勝できて、本当に感激しているし、非常にうれしく思う」と明かしつつ、今季の飛躍について「正解かわからないが、(一番大事だったものは)『信頼』ではないかと思う。お互いの人格をみんなが尊重してやっていくことで、そういう信頼があった。チームとして目標としているところと、各自が目標としているところが一致したので、(チームが)うまく回ることができたと思う。目標が明確になっていたので、監督として管理する部分に関しては、すごくやりやすかった。みんなが同じ気持ちで、同じ目標に向かって仕事をしているのでよくなっている」と語っている。

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