結局は岡崎慎司に勝てず ナイジェリアのスピードスターに移籍のススメ「彼はレスターでベンチだ」

レスターのムサ photo/Getty Images

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2016年夏に補強の目玉の1人となったが……


今では少し忘れられつつあるが、2016年夏にレスター・シティがCSKAモスクワから獲得したナイジェリア代表FWアーメド・ムサが苦しんでいる。ムサは2015-16シーズンのプレミアリーグを制覇したレスターが補強の目玉の1人として獲得した選手だが、同時期にFWイスラム・スリマニまで加入したことでポジション争いが激化。しかも2人ともジェイミー・バーディと日本代表FW岡崎慎司のコンビを崩すことができず、今ではほとんど出場機会がない。

地元紙『Leicester Mercury』によると、そのムサに対して元ナイジェリア代表DFアイザック・オコロンク氏はレスターを離れるべきだと説得に当たっているようだ。ナイジェリア代表は2018ロシアワールドカップに出場するが、25歳のムサも代表招集を受けている選手だ。その選手がクラブで定位置を確保できていないのは問題だと同氏は感じており、出場機会を得られるクラブに移籍すべきではないかと語っている。

「ムサとは話をしたし、正しいステップになるだろうからとロシアへ復帰することを納得させようともした。ジョン・オビ・ミケルが良い例だよ。彼はチェルシーを離れて中国へ向かった。ベンチに座っているより、プレイした方が良いからね。レスターでムサはベンチだ。今CSKAモスクワはセンターフォワードを必要としているんだ」
ムサはCSKAモスクワで5シーズン過ごし、常に出場機会を確保していた。ワールドカップに万全の状態で臨むにはクラブで定位置を確保しておきたいところだが、ムサと同じくレスターで苦戦するナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョも含め今後の動きを考えるべきかもしれない。

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