[移籍]柏ユース“黄金世代”の生え抜きMF武富、下部組織から過ごしたチームを退団し浦和へ

地元の浦和へ移籍することとなった武富 photo/Getty Images

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この決断に後悔のないよう日々努力

J1の浦和レッズは5日、柏レイソルからMF武富孝介が2018シーズンより完全移籍で加入することが決まったと発表した。

現在27歳の武富は柏の下部組織出身で、「黄金世代」と呼ばれる同期には日本代表DF酒井宏樹やFW指宿洋史、FW工藤壮人らがおり、2009年にトップチームへ昇格。同年、酒井とともにブラジルのモジミリンへ短期留学を行った。帰国後は2010年のJ2第13節で公式戦デビューを飾り、得点も記録したが、その後は思うような出場機会を得られず。2011年からはロアッソ熊本へ、2013年からは湘南ベルマーレへ2年間の期限付き移籍を経験した。すると才能が開花。2015シーズンから柏へ復帰を果たすと、チームの主力として活躍し、2017シーズンはリーグ戦9ゴールを記録している。ただ、目に見える結果を残しているが、途中出場や途中交代も多く、2018シーズンからは地元の浦和でプレイすることが決まった。

そんな武富は柏の公式サイトを通じて「レイソルに関わる全ての皆様、育成から数えて15年間大変お世話になりました。特にサポーターのみなさんには、良いときも苦しいときも常に熱い声援が、自分の足を運ばせてくれました。ありがとうございます。移籍するにあたり、いろいろな思いがありますが、新しいクラブでもしっかり地に足をつけて、この決断に後悔のないよう日々努力していきたいと思います。アカデミーから育ててもらい、こんな形でクラブを離れる自分ですが、サポーター、チームメート、スタッフ、スポンサーの皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました」と感謝の意を述べた。
そして、浦和の公式サイトでは「自分に声をかけてくださったレッズの勝利に貢献できるように、一日一日を大切にしてがんばります。そして早くみなさんに認めてもらえるように、戦う姿勢を示し、結果を求めてやって行きたいと思います」と意気込みを語っている。

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