[移籍]若きサムライがまた一人海外挑戦を決断 U-20日本代表DF冨安、ベルギー1部へ

シント・トロイデンへ移籍すすこととなった期待の若手DF冨安 photo/Getty Images

アビスパ福岡からシント・トロイデンへ移籍

アビスパ福岡は8日、U-20日本代表DF冨安健洋がベルギー1部のシント・トロイデンへ完全移籍することが決まったと発表した。

現在19歳の冨安は福岡の下部組織出身で、2015年に高校2年生ながら2種登録されると、同年10月に行われた天皇杯の町田ゼルビア戦でトップチームデビュー。翌2016年には正式昇格を果たし、同年7月に行われたJ1・2ndステージの第3節FC東京戦でJリーグデビューを飾っている。そして2017シーズンはチームの主力として活躍し、J2で35試合に出場していた。

一方、代表では日本代表の各年代でプレイし、2016年夏に開催されたリオデジャネイロ・オリンピックへトレーニングパートナーとして参加。さらに同年10月に行われたAFC U-19選手権では優勝に貢献していた。翌2017年に行われたFIFA U-20ワールドカップへも参加しており、将来の活躍が期待される若手選手の一人となっている。

そんな冨安はクラブの公式サイトを通じて「この度、ジュニアユースから含めると7年間お世話になったアビスパ福岡を離れ、移籍する決意をしました」と報告した上で「この7年間、アビスパ福岡でなければここまでくることが出来なかったと思います。アビスパ福岡に携わる全ての方々に支えられ成長することができました。本当に感謝しています」と述べた。

そして「まだ何かを成し得たわけでもありませんし、掴み取ったわけでもありません」と明かしつつ「これからたくさんの高い壁があると思いますが、アビスパのプライドを持って自分らしくひとつひとつ超えていきたいと思います」と飛躍を誓っている。

最後に「J1に昇格出来ずにチームを出て行き、それでも応援して下さいというのは無責任です。でも、ぼくは常にアビスパのことを応援し続けますし、アビスパの躍進に対し、刺激を受けさせていただくと思います。心の片隅でいいので応援していただけると嬉しいです。本当に7年間お世話になりました。ありがとうございました」と話している。

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