イニエスタ級の天才MF、速すぎる怪物DF 2018年に大ブレイクしそうな”フランス人選手6名”

ライプツィヒで活躍するウパメカノ photo/Getty Images

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今年もフランスの若手が止まらない

近年のフランスサッカー界では優秀な若手選手が数多く出てきているが、2018年もその流れは止まらないだろう。UEFA公式は今年大ブレイクし、2019年には誰もが知っている選手になるかもしれない期待の若手50名を選出。世界各国の若手選手がリストアップされているが、フランスは6名も選ばれているのだ。

1.ホッセム・オーアル(MF リヨン 19歳)

リヨンのアカデミーが育てた天才MFオーアルは、アンドレス・イニエスタを思わせるエレガントなタッチが魅力のMFだ。イニエスタと同じくインサイドハーフ、さらにはワイドな位置もこなすことができ、小柄でありながら相手選手をスルスルとかわしていくプレイは非常に魅力的だ。バルセロナも興味を示しているとされる逸材で、今季もリヨンではリーグ戦14試合に出場して3得点を記録している。
2.アミーヌ・グイリ(FW リヨン 17歳)

2000年生まれの17歳なのが恐ろしいところだが、グイリはすでにリヨンのトップチームでプレイした経験を持つ。昨年行われたU-17EUROでは8ゴールを記録して得点王にも輝いており、この世代では誰もが知る有望株の1人だ。まだリヨンで出番が多いわけではないが、今年ブレイクする可能性のあるアタッカーとしてリストアップされている。

3.ベンジャミン・パヴァール(DF シュツットガルト 21歳)

日本代表FW浅野拓磨も所属するシュツットガルトで絶対的な柱の1人となっているパヴァールもフランス人選手だ。昨年11月にはウェールズ代表戦でフランスA代表デビューも飾っており、2018年に大ブレイクする準備は出来ている。強烈なパーマのかかった髪型もインパクトがあり、端正な顔立ちをしていることから女性人気も出てくるかもしれない。

4.マラング・サール(DF ニース 18歳)

ニースで今季リーグ戦で7試合に出場しているサールも注目選手の1人だ。フランスの世代別代表にも順調に招集されており、U-18のチームでは主将を務める。182cmとセンターバックとしてはやや小柄だが、そのぶん機動力がある。後方から攻撃を組み立てる技術にも優れ、最終ラインでボールを持つことに恐れがない。サイドバックもこなすことができるレフティーで、ビッグクラブが注目する要素は十分に備わっている。

5.マーティン・テリアー(FW ストラスブール 20歳)

リールからストラスブールにレンタル移籍しているテリアーは、すっかり主力の1人として活躍。今季リーグ戦で3得点を記録している。フランスでは世代別代表の常連だったわけではないが、昨年行われたU-20ワールドカップに出場。そこでも得点を記録するなど結果を残し始めている。

6.ダヨ・ウパメカノ(DF ライプツィヒ 19歳)

ブンデスリーガで存在感を高めているライプツィヒで主力として活躍するウパメカノも注目だ。抜群の身体能力を誇り、センターバックとは思えないほど速い。自らドリブルで敵陣へボールを運ぶこともでき、豪快なストライドでのドリブルは元フランス代表のパトリック・ヴィエラを思わせるところがある。まだ19歳ゆえ荒いプレイもあるが、2018年に大ブレイクしてビッグクラブに引き抜かれるシナリオも十分に考えられる。

すでに彼らはリーグ・アン、ブンデスリーガのクラブで出場機会を得ており、2018年にA代表デビューを飾る者も出てくるだろう。特にロシアワールドカップ終了後、次の4年間を背負う存在になっていくかもしれない。今年もフランス産の若手選手から目が離せない。

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