コウチーニョ、“憧れのバルサ”へ送り出してくれたリヴァプールに感謝

バルセロナの入団会見へ臨むコウチーニョ photo/Getty Images

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「リヴァプールは僕の心の中にずっと残り続ける」

8日にバルセロナで入団会見を行ったブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョが、SNSで古巣のリヴァプールへ感謝の意を述べている。

2013年1月にリヴァプールへ加入して以来、5年間にわたって同クラブを牽引してきたコウチーニョ。今季もここまで公式戦20試合に出場して12ゴール9アシストを記録しており、チームになくてはならない存在となっている。しかし、2018年を迎えると、かねてより噂のあったバルセロナへの移籍がついに現実のものに。今回の移籍に際して、ユルゲン・クロップ監督は「あらゆる手段を尽くしたが、彼を止めることができなかった」などと悔しさをにじませていたが、リヴァプールはコウチーニョを憧れのクラブへ送り出した。入団会見の際にも同選手は「リヴァプールは僕の夢とバルサ移籍を理解してくれた」と話しており、自身の夢を尊重してくれたリヴァプールへの感謝の念は大きい。

8日に自身のInstagramを更新すると、まず「リヴァプールへ到着した瞬間から、僕と僕の家族をとても歓迎してくれたし、たくさんの友達も作ることができた。ピッチ内外で、素晴らしい経験をすることができたよ。リヴァプールのサポーターにも幸せな瞬間や思い出を届けられたと思う。リヴァプールへ移籍したことで、このクラブの偉大さや歴史を知ることができたし、独自のソウルやハートを学ぶこともできたよ」と5年間を振り返った。
その上で「僕はリヴァプールを離れることとなった。僕にとってバルセロナは夢なんだ。サポーターのみんなには新たな経験を選んだ僕を理解してほしい」と明かしつつ「今季の残り、ユルゲンとチームの成功と歓喜を祈っているよ。感謝を伝えたい人は多すぎる。名前を出したらきりがない。この素晴らしいチームの首脳陣、オーナー、スタッフ、チームメイト、彼らの助けが僕を人として、選手として成長させてくれた。みんなにありがとうと言いたい。そして最後に、最も重要な人々であるリヴァプールのサポーターたち。この時間を与えてくれたことに、感謝しきれない。残りの人生、世界中のどこに行っても、リヴァプールは僕の心の中にずっと残り続ける。サポーターのみんな、このクラブ、この街は、いつだって僕の一部さ」と綴っている。

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