欧州で苦戦を強いられる“ネイマール2世”、不名誉なセリエA年間最悪選手に選出

不名誉な賞に選ばれてしまったカビゴル photo/Getty Images

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イタリアサッカーに馴染めなかったガビゴル

その年にセリエAで最も期待外れだった選手に贈られる不名誉な賞『Bidone d’oro(ビドーネ・ドーロ)』が開催され、2017年はガビゴルことガブリエウ・バルボサが受賞した。

セリエA年間最悪選手とも言われる同賞は、伊『Rai Radio』のリスナーによる投票で決まる。近年は元ブラジル代表FWアドリアーノや元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン、元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトらも受賞しており、2016年はインテルからMFジョフレイ・コンドグビアが選ばれていた。そして今回は1万票以上の投票のうち、ガビゴルが過半数を超える53.6%の得票率で1位に。2年連続でインテルから選出されることとなった。2位にはFWフアン・マヌエル・イトゥルベ(11.9%)が、3位にはDFトーマス・ヴェルマーレン(9.6%)が名を連ねている。

「ネイマールの後継者」や「ネイマール2世」などと期待され、2016年夏に開催されたリオデジャネイロ・オリンピックでは、母国ブラジルに初の金メダルをもたらしたガビゴル。満を持してインテルへ加入したが、自身初の海外挑戦となった昨季は、なかなかイタリアサッカーに馴染むことができず、わずか10試合の出場(1ゴール)にとどまっていた。さらに、昨夏の移籍市場でベンフィカへレンタル移籍したが、今季もここまで5試合の出場となっており、苦戦が続いている。母国復帰の噂もあるが、ガビゴルは再び輝きを取り戻すことができるのか。

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