もはやベルナベウは要塞ではなくなった 本拠地で勝てなくなったレアル

ホームで失点多いレアル photo/Getty Images

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格下相手に勝ち点を取りこぼす

レアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウは要塞のはずだった。レアルの勝利は半ば当然で、下位クラブはベルナベウに憂鬱な気持ちで乗り込んでいたことだろう。しかし、現在ではサプライズを起こせるのではとの期待感が広がっている。

レアルは10日にベルナベウでスペイン国王杯5回戦2ndレグ・ヌマンシア戦を行い、2-2で引き分けた。1stレグで3‐0と勝利していたため、勝ち抜けに問題はない。しかしヌマンシア相手にホームで引き分けるのはいかがなものか。もちろん指揮官ジネディーヌ・ジダンが主力選手の一部を休ませたことも結果に影響しているだろうが、サブ組とはいえレアルのスタメンは豪華なものだ。本来ならば勝って当然だ。

スペイン『MARCA』は、すでにベルナベウが要塞ではなくなってしまったと嘆いている。今回のヌマンシア戦に限らず、レアルは今季何度かベルナベウでのゲームで白星を逃している。バレンシア、レバンテ、チャンピオンズリーグではトッテナムともホームで引き分けた。国王杯では今回のヌマンシア戦、前回のフエンラブラダ戦でもホームでは2-2の引き分けだった。
またレアル・ベティス、そしてバルセロナとのクラシコでは黒星を喫している。要塞ベルナベウで何が起きているのか、昨季からは想像もつかないほどレアルが苦しんでいる。

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