バイエルンを除けばブンデス大混戦! 後半戦の注目ポイントは”2位~11位”までの欧州カップ戦出場権争い

フランクフルトを支える長谷部 photo/Getty Images

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長谷部のフランクフルトも十分に狙える位置に

先日フランクフルトでプレイする日本代表MF長谷部誠は、このクラブで欧州カップ戦に出場することが1つの夢だと明かしていた。フランクフルトはあくまで中堅クラブで、ヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグの出場権獲得を難しいミッションと考えている人も多いだろう。

しかし、長谷部の夢は極端に難しいというわけでもない。なぜなら、首位バイエルンを除けばブンデスリーガは大混戦だからだ。

独『Deutsche Welle』は後半戦の注目ポイントの1つに欧州カップ戦出場権争いを挙げているが、この争いはかなり白熱することが予想される。現在2位は勝ち点30を稼いでいるシャルケだが、何と11位のハノーファーと勝ち点差が7しか開いていないのだ。勝ち点的に考えると、2位から11位までのクラブには後半戦で欧州カップ戦出場権を争う資格があると言っていいだろう。
長谷部の所属するフランクフルトは8位だが、勝ち点は26。つまりシャルケとはわずか4点しか離れていない。これは十分に逆転可能な数字だ。3位ドルトムントから6位ボルシアMGまでは勝ち点28で並んでおり、後半戦は何が起きても不思議ではない。7位ホッフェンハイム(26)、8位フランクフルト(26)、9位アウグスブルク(24)、10位ヘルタ・ベルリン(24)、11位ハノーファー(23)、12位ヴォルフスブルク(19)と続いており、まさに大混戦だ。

シャルケと勝ち点差11をつけて首位を独走するバイエルンを追いかけるのは困難だが、後半戦のブンデスリーガは毎節見逃せない。最後に欧州カップ戦出場権を獲得するのはどのクラブなのか。日本代表MF香川真司の所属するドルトムント、長谷部のフランクフルトには可能性があるため、期待したい。

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