プレミアでまさかの”神の手ゴール”!? プレミアでVAR待望論巻き起こる「明らかなハンド」[映像アリ]

ドゥコレは手で押し込んでいる? photo/Getty Images

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テクノロジーの現代でまさかの神の手

現在のサッカー界では、ビデオ判定(VAR)が大きな注目を集めるようになっている。未だにプレイの流れが止まる、判定に時間がかかりすぎるといった批判もあるが、オフサイドやペナルティエリア内でのファウルの有無など審判の目では分かりづらいプレイを正確にジャッジできるのは大きい。

今季はブンデスリーガやセリエAで採用されているのだが、今回イングランド・プレミアリーグでも採用を急ぐべきだとの声が挙がる事件があった。問題となったのは13日に行われたワトフォードとサウサンプトンの一戦だ。

2-1とサウサンプトンがリードして迎えた後半ロスタイム、ワトフォードはロングボールをトロイ・ディーニーが頭で折り返し、そのボールをアブドゥラエ・ドゥコレが頭で押し込んで同点に追いついたのだ。
ところが、よく見るとドゥコレは頭ではなく手でボールを押し込んでいる。サウサンプトンのGKと重なったため、線審からは見えなかったかもしれない。これがゴールと認められ、試合は2-2で終了。テクノロジーが有効活用されている現代でまさかの神の手ゴールが生まれてしまったのだ。

SNS上ではVAR導入を求める声が挙がっており、サウサンプトンが悲劇ともいえる形で勝ち点3を失ってしまったと話題になっている。

「我々がVARを必要とする出来事が今季あったとするなら、それはドゥコレのゴールだ」

「ドゥコレは明らかに手で押し込んでいる。今後はVARがこうしたことを解決してくれる」

「ダイブ、シミュレーションで出場停止になるのなら、明らかなハンドをしたドゥコレも出場停止処分を受けるべきだ」

VARがある時代には元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が1986メキシコワールドカップ準々決勝イングランド代表戦で決めた神の手ゴールのようなものは起こらないと言われていたのだが、今回の一件を見ればイングランドのサッカーファンもVARが必要と思う人が増えるかもしれない。







参照元:twitter、YouTube

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