今のバルセロナは”黄金期クラス”の強さ!? 「バルベルデはグアルディオラと同じ道たどる」

驚異の強さを誇るバルセロナ photo/Getty Images

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勝ち点で当時を上回る強さ

誰がこんなスタートを予想しただろうか。まるで黄金期の再現を見ているかのごとくバルセロナが強すぎる。昨季はリーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグをライバルのレアル・マドリードに制覇されてしまい、今季開幕前のスーペル・コパでもレアルにあっさりとやられてしまった。しかもネイマールをパリ・サンジェルマンに引き抜かれ、両チームの実力差は開くばかりと思われた。

ところが、エルネスト・バルベルデが就任したバルセロナは開幕からリーグ戦で未だに無敗と恐ろしく強い。バルセロナは弱体化し、優秀な若手選手を抱えるレアルがリーガを支配するのではとの読みは驚くほど外れてしまった。バルセロナの戦いぶりがどれほどのサプライズなのか、それは数字を見れば分かってくる。

スペイン『MARCA』によると、バルベルデ率いるバルセロナはリーグ戦20試合を消化した時点で54の勝ち点を稼いでいる。あのジョゼップ・グアルディオラの1年目は同時期に勝ち点53だったため、それを上回っていることになる。得点数は当時が63点に対し、今季は57点。しかし失点数は当時が14、今季は9だ。得失点差もほとんど変わりない。
同メディアは「バルベルデがグアルディオラと同じ道をたどる」と伝えているが、まさにグアルディオラ体制1年目をそっくり再現したかのような順調ぶりだ。まさか再びバルセロナが世界を支配する黄金期を築いてしまうのではないかとの予想も出てくるが、今のバルセロナを止められるチームは存在するのだろうか。

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