グアルディオラらネームバリューは必要なし ミランMFが語るガットゥーゾ監督の実力

ミランを指揮するガットゥーゾ photo/Getty Images

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ガットゥーゾの就任に手応え

今季途中からヴィンチェンツォ・モンテッラに代わってミランの指揮官を任されたジェンナーロ・ガットゥーゾは、どこか優秀な指揮官を連れてくるまでの繋ぎとして見られているところがある。指揮官として経験が浅いガットゥーゾにミランが100%満足していることもないだろう。

しかし、ガットゥーゾのままでもいいのではないか。MFジャコモ・ボナベントゥーラはそう考えているところもあるようだ。伊『Premium Sport』によると、ボナベントゥーラは他クラブの名将を羨む必要はないと語り、ガットゥーゾに代わってチームが安定した部分もあるとの考えを明かしている。

「ガットゥーゾはアイディアやメソッドについて他の指揮官を羨む必要はない。彼はハードワーカーだし、クラブのことをよく理解している。彼には情熱があって進化を求めている。恐らくクラブはいつだってグアルディオラのような世界最高クラスの指揮官を求めているのだろうけど、ガットゥーゾは非常に優れた指揮官だし、偉大なモチベーターだよ」
「彼の就任で最もよかったのは、4バックに戻ったことだ。これまで僕たちはスタイルを何度も変えたし、近年は多くの監督が変えてきた。幸運なことに今チームのシステムは安定しているからね」

前指揮官のモンテッラは3バックにトライしたが、以前リッカルド・モントリーヴォも戦術面でチームが混乱してしまったと振り返っていた。これまで続けてきたやり方に戻したことに選手は手応えを感じており、ネームバリューだけで招聘する指揮官を決めるべきではないのかもしれない。

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