ブンデス屈指のPKストッパー ロシアW杯での独代表入りについて「僕が選ばれたら不公平」

ノイアーの穴を見事に埋めているウルライヒ photo/Getty Images

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国内リーグでトップのPK阻止率を記録

2015年よりバイエルン・ミュンヘンに在籍しているGKスヴェン・ウルライヒ。負傷離脱中のマヌエル・ノイアーに代わり同クラブのゴールを守っている同選手だが、今季のブンデスリーガ(14試合出場)で既に6回のクリーンシートを達成するなど、上々のパフォーマンスを披露している。

こうした状況のなか、同選手が周囲で囁かれているロシアW杯の最終メンバー入りの噂について言及。一連の噂に対し控えめなコメントを残した。独『Revier Sport』が伝えている。

「ドイツ代表にはラルフ・フェールマン(現シャルケ)やベルント・レノ(現レヴァークーゼン)のような経験豊富なGKが控えている。僕なんかがW杯のメンバーに選ばれたら不公平だよ。僕はバイエルン・ミュンヘンの選手として数試合に出場したにすぎないからね」
今季の同リーグでトップのPK阻止率(※)を記録しているウルライヒ。同リーグ第17節(シュツットガルト戦)では試合終了間際に味方が献上したPKを防いで同クラブに勝ち点3をもたらすなど、重要な局面での勝負強さも光っている。無論PKの阻止はGKの仕事の一部にすぎないが、PK戦にもつれ込むことも考えられるW杯の舞台で、同選手の持ち味が活かされる可能性もあるだろう。ヨアヒム・レーヴ監督(ドイツ代表)の本大会での人選に注目だ。

(※)PK阻止率67%、全3回中2回阻止。今季のブンデスリーガ10試合以上に出場しているGKを対象。

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