今季のバルサは3冠に手が届く!? メッシ爆発、抜群の堅守、豪華な補強で穴見当たらず

勢い止まらぬバルセロナ photo/Getty Images

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スペイン紙も可能性は高いと期待

今季のバルセロナは3冠を達成できるのではないか。そんな期待感が高まりつつある。リーガ・エスパニョーラでは無敗を貫いて首位を快走しており、スペイン国王杯でもベスト4に入っている。ライバルのレアル・マドリードはすでに敗退しており、こちらも獲得できる可能性は高い。残るはチャンピオンズリーグと考えてもいいだろう。

スペイン『MARCA』も可能性は高いと期待している。何と言っても今のチームはバランスが取れている。攻撃面ではリオネル・メッシが爆発しており、今後も止まりそうな気配はない。しかも今季は例年のリーグ戦と違って首位を独走している。チャンピオンズリーグに備えてメッシやルイス・スアレスなどキープレイヤーを休養させることも可能だろう。

さらに今季はエルネスト・バルベルデの下で守備も安定している。未だにリーグ戦の失点数は一桁の9点となっており、これはホーム&アウェイのチャンピオンズリーグ決勝トーナメントでも大きな武器になる。この堅守は近年のバルセロナにはなかったものだ。
また、チームは今冬も積極的な補強に動いている。経験不足は否めないが、最終ラインには長身DFジェリー・ミナを獲得。さらに今冬最大の目玉でもあるフィリペ・コウチーニョを獲得し、攻撃陣の層はさらに厚くなった。コウチーニョはチャンピオンズリーグに出場できないが、同メディアはリーグ戦でアンドレス・イニエスタとターンオーバーできるのは大きいと伝えており、イニエスタを重要なチャンピオンズリーグのゲームに備えさせることも可能だ。

戦い方も柔軟だ。昨夏獲得したFWウスマン・デンベレが負傷離脱したため、バルベルデはメッシとスアレスの2トップを軸に前半戦を戦ってきた。そのおかげで今のチームは[4-4-2]と[4-3-3]の両方を選択できる。対戦相手や試合状況に合わせて変化を加えられるのは大きい。こうした理由を並べられるとバルセロナの3冠が達成可能なミッションに思えてくるが、チャンピオンズリーグでもバルセロナは止まらないか。

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