「彼らには絶対負けたくない男がいる」 名将アンチェロッティが語る本気のレアルの怖さ

世界一の負けず嫌いC・ロナウド photo/Getty Images

CLベスト16でPSGを喰らうか

レアル・マドリードとパリ・サンジェルマン、名将カルロ・アンチェロッティはどちらのクラブも指揮した経験を持っている。両チームはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で激突することになっており、ここまでの戦いぶりから今回はPSGの方が有利ではないかとの意見も目立つ。しかし、アンチェロッティはレアルがかなり危険なチームだと警告を発している。

伊『Corriere dello Sport』によると、アンチェロッティはレアルが危機的状況にあるとは感じていない。スペイン国王杯ではすでに敗退し、リーグ制覇の可能性も限りなく0に近いレアルはチャンピオンズリーグの戦いに全神経を注いでくるはずで、アンチェロッティは集中したレアルは強いと語っている。

「マドリードはバレンシア相手に良い戦いをした。私は彼らが危機にあるとは思っていない。今マドリードにとってチャンピオンズリーグは唯一制覇できるコンペティションだ。彼らはこれに集中してくるだろう。我々はジダンがチャンピオンズリーグで何をしてきたかを考えねばならない。もし彼らがPSGを撃破すれば、止めるのは難しくなるだろうね。何より彼らには絶対負けたくない男、クリスティアーノ・ロナウドがいるんだ」

レアルはPSGを撃破すれば勢いに乗るだろう。今季前半戦で味わった停滞感も振り払えるはずだ。アンチェロッティはPSGも昨季より強くなっていると実力を評価しているが、絶対負けたくない男を抱えるレアルがベスト16で姿を消すことは許されない。

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