今季のレアルに“王者”の面影なし 頭を悩ませるジダン「心配はしていないが……」

ベンチの前からピッチを見つめるジダン監督 photo/Getty Images

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終盤の失点でドロー決着

昨シーズン、史上初のチャンピオンズリーグ連覇を成し遂げ、リーガ・エスパニョーラ優勝を果たしたレアル・マドリードだが、今季はその面影が見られない。チームの指揮官を務めるジネディーヌ・ジダン監督も、リーグ戦で思うように加点を積み上げられず、現状に頭を悩ませているようだ。

3日に行われたリーガ・エスパニョーラ第22節で、レバンテとアウェイで対戦したレアル。2度のリードを守りきれず、2-2のドロー決着となった。試合後の記者会見でインタビューに応じたジダン監督は「我々がゲームをコントロールしていた。特に前半は。そして後半、最も困難な2点目を奪うこともできた。ただ、避けられた2失点目を我々は防ぐことができなかったんだ。あの一瞬、集中が切れてしまい、勝ち点2ポイントを取り逃がしてしまった」とレバンテ戦を振り返った。クラブの公式サイトが伝えている。

さらに「我々がしているのはサッカーだ。対戦相手が困難を与えてくるのは当然。ああいう失点をしないために取り組んできたから残念だよ。しかし、リーガは最後までわからない。3連勝を飾らなければならなかったが、心配はしていない。ただ、満足もしていない。勝利することができなかったからね」とコメントした。
はたして、レアルは復調のきっかけをつかむことができるのか。同クラブは次節、10日にレアル・ソシエダをホームのサンティアゴ・ベルナベウへ迎え入れる。

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