ナポリはいつまで首位を守れる? ユーヴェが迫るも指揮官サッリは「プレッシャーはゼロだ」

首位を守るナポリ photo/Getty Images

首位でも特別な感覚ないと強調

前半戦が終了した段階では混沌としていたセリエAの優勝争いも、今や首位ナポリと2位ユヴェントスに絞られた。首位ナポリは勝ち点60、ユヴェントスは同59、それを3位ラツィオが同46で追っている状況だ。

問題はナポリがどこまで粘れるかだろう。ユヴェントスは抜群の安定感で勝ち点をなかなか取りこぼさないため、ナポリも勝ち続けなければならない。優勝に慣れていないナポリにとって、勝ち点差1で首位に立っている現状はかなりのプレッシャーだろう。しかし、伊『Mediaset』によると指揮官マウリツィオ・サッリはプレッシャーがゼロだと強調している。なぜならここまで勝ち点60を稼いでいることが十分なサプライズであり、何も気負う必要はないと考えているからだ。

「ユヴェントスを含め他のチームのゲームは見ていないよ。彼らのフォームについては全く分からない。それにユヴェントスは強いチームだから驚きでもないしね。今セリエAはブンデスリーガと似てきている。他クラブより明らかに強いチームがある。我々は上手くタイトルレースを維持しているし、これはドイツでは起きていないことだ。ユヴェントスではなく我々がトップにいるのはサプライズだ。プレッシャーはないよ。だって我々は多くの人の予想を超えているのだから。忘れてはならないが、プレシーズンの段階ではユヴェントスとミランの戦いと言っていたんだ。ナポリは私もクラブの予想も超えているよ。だからプレッシャーはゼロだ」 

ナポリは12月1日のユヴェントス戦を0-1で落として以降、リーグ戦では1度も負けていない。サッリはプレッシャーがないと強調しているが、選手はさすがに特別な感覚を味わっていることだろう。このペースをいつまで続けることができるのか、少しでも躓けば王者ユヴェントスが独走態勢に入るだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ