3番手のはずが吉田麻也を脅かす存在に? 24歳センターバックの評価が急上昇

ベンチから見守る吉田 photo/Getty Images

3試合連続得点と大爆発

それまでサウサンプトンの柱でもあったDFフィルジル・ファン・ダイクがリヴァプールに移籍し、今後は日本代表DF吉田麻也がチームを引っ張っていくことになる。誰もがそう予想したが、思わぬ伏兵が現れた。昨季から着実に成長してきた24歳のジャック・スティーブンスだ。

スティーブンスは昨季ファン・ダイクが長期離脱していた際に吉田とセンターバックのコンビを組み、若いながらも印象的なプレイを披露していた。しかし今季はヴェスレイ・フートも加わり、スティーブンスはあくまで3番手と考えられていた。それがここ最近は好調を維持しており、スタメン候補に名乗りを挙げている。

吉田が軽度の怪我を負った間にスティーブンスは印象的な働きを見せており、現在はFA杯4回戦・ワトフォード戦、ブライトン戦、WBA戦と3試合連続で得点中なのだ。DFなので得点数でパフォーマンスを評価するわけではないが、それでもスティーブンスが波に乗っているのは間違いない。

地元紙『Daily Echo』も好調のスティーブンスに注目しており、吉田にとっては厄介なライバルになりつつある。吉田としてはロシアワールドカップまで出場機会を確保しておきたいところだが、吉田は再びチームの中心となれるか。

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